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2023.01.31

寒冷地向け次世代型マイクロ風車を青森で実証開始 

2023年01月31日

NEDOの研究開発型スタートアップ支援事業採択により開発加速 

株式会社チャレナジー(本社:東京都墨田区、代表取締役:清水敦史、以下 当社)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」に係る公募に「寒冷地でも活用可能な頑強で災害に強いマイクロ風車の開発」を提案し、2022年5月に採択されました。2022年11月にマイクロ風車を青森県六ケ所村に建設し、同年12月から実証を開始しました。 

寒冷地でも安心安全な風力発電を目指す 

・ テーマ:地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業※1
・ 内容:寒冷地でも活用可能な頑強で災害に強いマイクロ風車の開発

※1: NEDO公募 2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」に係る実施体制の決定について
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100339.html

当社の実証内容

(1)建設・実証期間:2022年10月~2023年3月(予定)
(2)導入技術: 寒冷地仕様風力発電機(100W、6基)
(3)実施場所: 青森県六ケ所村 ※2
※2 六ケ所村の気象条件: 真冬の最低気温は-10°Cを下回る(国土交通省の寒冷地地域区分3)。また 降雪 ・冬季の合計降雪量は300cmに及ぶ(豪雪地帯指定)

採択されたNEDO助成事業 

 チャレナジー 代表取締役CEO 清水敦史氏

昨今、台風や地震などの自然災害に対するBCP対策が求められており、燃料を使わない非常電源としての再エネへの関心が高まっています。一方で、寒冷地では冬季の日射量低下や積雪により太陽光発電の発電量低下や破損が発生し、既存風車も着氷着雪による発電量低下や破損が発生するという課題がありました。 

豪雪地帯である青森県六ヶ所村における実証により、「寒冷地でも活用可能な頑強で災害に強いマイクロ風車」を実用化し、自治体の防災減災に貢献するとともに、非常電源ニーズの高い建設業界、通信業界をはじめとする企業との連携による普及を目指します。 

■株式会社チャレナジー 会社概要

福島の原発事故をきっかけに日本のエネルギー問題に着目し、世界的にも気象環境の厳しい日本において風力発電を普及させるべく、風向風速の変化に強い垂直軸型マグナス式風力発電機の開発を行っています。 ”風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全なエネルギーを供給する”
https://challenergy.com 

日本発の風力発電機を世界に広げていく仲間を募集しています。

皆様のご応募をお待ちしています。 
https://challenergy.com/recruit/ 

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