2022年11月30日

輸送、設置、移動が容易な可搬式風力発電システムの実証を開始へ

株式会社チャレナジー（本社：東京都墨田区、代表取締役：清水敦史、以下 当社）は、東京都（政策企画局）主導による『東京ベイeSGプロジェクト』の先行プロジェクトにおいて、最先端再生可能エネルギーの実施事業に採択されたことをお知らせします。 

■東京ベイｅＳＧプロジェクトについて 

「東京ベイｅＳＧプロジェクト」では、50年・100年先を見据えて、ベイエリアを舞台に「自然」と「便利」が融合する持続可能な都市を構想していきます。この都市像の実現に向け、最先端テクノロジーを実装する先行プロジェクトの事業者の公募がなされました（実施期間：令和４年度から令和６年度末まで）。先行プロジェクトは、中央防波堤エリアの”陸海空”の広大なフィールドを活用して、最先端テクノロジーの社会実装を図り、東京が目指す未来のまちをショーケース化する取組です。 

今般、先行プロジェクトに９件の実施事業が採択され、当社の提案が「最先端再生可能エネルギー」の分野で採択されました。 

令和４年度採択事業の決定について：　https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/priorityprojects/r4-priority-pj.html

■当社の取組について 

当社は、輸送、設置、移設が容易な「可搬式風力発電機(垂直軸型風力発電機)」を事業テーマとして提案しました。実証を通して、必要に応じて“移動できる風力発電機”の技術の確立に繋げ、災害時の電力供給等にも資する風力発電の社会実装を目指します。

 

 ■チャレナジー　代表取締役CEO　清水コメント

昨今、台風や地震などの自然災害に対するBCP対策が求められており、燃料を使わない非常電源としての再エネへの関心が高まっています。一方で、これまでの風力発電機は、一度設置すると移動が難しく、弾力的な運用ができませんでした。チャレナジーは容易に輸送、設置、移設ができ、弾力的な非常電源として活用可能な風力発電機の実現を通して、自治体や企業のBCP対策への貢献を目指します。 

■株式会社チャレナジー　会社概要

福島の原発事故をきっかけに日本のエネルギー問題に着目し、世界的にも気象環境の厳しい日本において風力発電を普及させるべく、風向風速の変化に強い垂直軸型マグナス式風力発電機の開発を行っています。 ”風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全なエネルギーを供給する”
https://challenergy.com