『台風13号』の接近と当社試作機の状況について(速報)

2016年09月07日

『台風13号』の接近と当社試作機の状況について(速報)
- 台風環境下での発電に成功 -

2016年9月6日に宮古島の北で発生した「台風13号」により被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
現時点における当社試作機の状況について、下記の通りお知らせいたします。


1. 「台風発電実証実験」について
株式会社チャレナジーは、2016年8月7日より、沖縄県南城市に、台風のような環境下でも安定的に発電できる次世代風力発電機「垂直軸型マグナス風力発電機」の試作機(以下「当社試作機」という。)を設置し、世界初の「台風発電実証実験」を行っています。

2. 台風13号について
当社試作機が設置されている沖縄県南城市に最も接近した時刻は6日(火)15時ごろとみられますが、同日15時50分の気象庁による発表内容は以下の通りです。
 ・存在地域:那覇市の北西約130km
 ・中心位置:北緯27度05分、東経126度55分
 ・進行方向、速さ:北東25km/h
 ・中心気圧:1000hPa
 ・最大風速:20m/s
 ・最大瞬間風速:30m/s
 ・15m/s以上の強風域:南東側 280km、北西側 170km

なお、気象庁によれば、7日(水)16時34分現在、「台風13号」は種子島の東約160kmを1時間におよそ30kmの速さで東北東へ進んでいます。

3. 当社試作機の稼働状況について
「台風13号」が接近するなか、当社試作機は停止することなく稼働し、発電し続けました。
なお、今回の実証における発電データ等の情報は、現時点での公表はいたしません。
以 上

当社は、今後も引き続き沖縄県南城市にて当社試作機による実証実験を行い、「垂直軸型マグナス風力発電機」の実用化を目指します。

一般財団法人 日本気象協会によれば、7日(水)16時34分時点、「台風13号」は九州の南の海上を北東へ進んでおり、今夜には四国沖に達し、明日8日(木)朝までに東海道沖で温帯低気圧に変わる予測となっております。温帯低気圧に変わりますが、本州付近には前線も延びていて、明日8日(木)にかけて、大気の状態が非常に不安定になる見込みのため、強雨等に注意が必要です。今後の気象情報にご注意ください。
(参考)http://www.tenki.jp/forecaster/diary/t_yoshida/2016/09/07/53171.html

【お問い合わせ先】 株式会社チャレナジー(担当:宮﨑)  E-mail: [email protected]

【PDF】 160907_newsrelease.pdf